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公認会計士と税理士講座の授業料の違い
各スクールの授業料を比較
スクールに通い公認会計士や税理士をめざすとなれば、授業料はどれくらいかかるのでしょうか。
公認会計士と税理士、それぞれの授業料の一例をご紹介します。
クレアールの公認会計士と税理士の授業料
Web通信講座を中心に、公認会計士や税理士など各種資格講座を設けている「クレアール」の場合、それぞれの授業料は以下のようになっています。
公認会計士講座
講座名:公認会計士フルパッケージ一般価格(ハイスピード型短答・論文トータルサクセスコース)
- 初学者対象 540,000円(参考価格として2017年8月限定価格442,000円)
- 3級修了者対象 535,000円(参考価格として2017年8月限定価格437,000円)
- 2級修了者対象 510,000円(参考価格として2017年8月限定価格412,000円)
税理士講座
講座名:税理士 4年5科目合格コース 605,000円(4年で5科目)
いずれもWeb通信の講座ですが、公認会計士の授業料は50万円代に対し、税理士だと60万円以上かかり、税理士のほうが高いようです。
TACの公認会計士と税理士の授業料
通学やWeb通信講座など多彩な学び方ができる大手スクール「TAC」の場合はどうでしょうか。
公認会計士講座
講座名:公認会計士 フルパッケージ 2年S本科生(1.5年S本科生簿記Aレベル)
- 教室+Web講座、個別DVD+Web講座 820,000円
- Web通信講座 730,000円
- DVD通信講座 820,000円
税理士講座
講座名:税理士3年本科生 736,000円(3年で5科目)
TACの場合、通学やWeb通信講座など学び方の違いも授業料の差に出てきますが、
公認会計士も税理士もほぼ同額のようです。
なお、税理士の場合は1科目ずつ受けられるコースもあるため、自分が苦手とする科目だけ受けることも可能です(1科目の授業料は15~20万円くらい)。
公認会計士になれば税理士にもなれる
公認会計士の資格を取得している人であれば、税理士の知識やノウハウを持っているとみなされ、一定の要件をみたせば税理士になることが可能です。事実、公認会計士の資格を持ちながら税理士事務所を開設する方も多くいらっしゃいます。
一方、税理士の資格を持っている方が公認会計士と名乗ることはできません。税理士は「監査」については業務外だからです。税理士の方が公認会計士になるには、公認会計士試験を受ける必要があります。
公認会計士をめざすほうが一挙両得といえるかもしれませんが、それより大切なことは自分が将来やりたいことを明確にすること。それを決めたうえで、どちらを選ぶのがよいかを検討するようにしましょう。