働きながら資格取得!公認会計士試験に合格するための勉強法をリサーチ

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社会人が公認会計士になるための方法3つ

電卓とノート

会計のプロフェッショナルとして、企業の監査や財務、経理、さらには会計コンサルティングまで行う公認会計士。

会計のない会社というものは存在しませんので、もともと需要の高い資格ではありますが、近年は上場企業に対する内部統制監査(J-SOX)の義務化や、国際財務報告基準(IFRS)の導入により、さらにニーズが高まっています。

働きながらでも公認会計士の資格は取れる?

会計に携わる資格の中でも頂点にあたる公認会計士だけに、資格を取得するのは至難の業。

日がな専門学校に通い詰め、脇目も振らず勉強しないと資格試験には受からない…というイメージが定着しています。

しかし実際には仕事をするかたわら、公認会計士の勉強をして資格を取得することは可能です

実際、平成29年の公認会計士試験の合格発表概要を見ると、最終合格者1,231人のうち、「会社員」は106人で、全体の8.6%に及んでいます。[注1]

公認会計士の合格率が毎年10%前後であることを考えると、1割弱でも働きながら合格した人がいるというのは見過ごせない事実です。

ただ、全体から見れば決して高い数字ではなく、働きながら公認会計士の資格を取るには勉強の仕方や環境を整えることがポイントです。

[注1]金融庁:平成 29 年公認会計士試験の合格発表の概要について【pdf】

働きながら公認会計士になる方法3つ

普段はサラリーマンやOLとして働きながら、あこがれの公認会計士になるための方法を3つ紹介します。

会計事務所で働きながら勉強する

会計事務所で働くには、会計士の資格を持っていなければだめ…と思っていませんか?実は会計士ではなくても、会計事務所で働くことは可能なのです。

もちろん会計士として働くことはできませんが、事務所の長である公認会計士の補佐として働くことは大きな経験となります。

また、職務中に勉強することはできませんが、事務所によっては公認会計士の資格取得に向けてサポートをしてくれるところもあります。

税理士事務所で働きながら勉強する

会計事務所同様、税理士事務所で働きながら勉強するのも公認会計士を目指している方にとって有意義な手段となります。

税理士は税に関する専門家で、公認会計士は監査および会計の専門家として、それぞれ独占業務を持っています。

しかし両方とも共通する点が多く、税理士と公認会計士はそれぞれの資格を取得後、しかるべき機関に申請することで税理士・公認会計士として登録できるのです。

そのため、公認会計士が「税理士・公認会計士事務所」などという名で事務所を開設している例はめずらしくありません。

近くに公認会計士事務所がない、または求人がないという場合は、税理士事務所で働くことも検討してみると良いでしょう。

会計事務所同様、事務所によっては資格取得を支援してくれるところもあるので、求人情報をこまめにチェックすることをおすすめします。

企業で働きながら勉強する

会計事務所や税理士事務所の数は限られていますので、都合良く事務所に勤められるとは限りません。

また、すでに会社勤めをしている方にとっては、長年勤務した職場を離れて会計事務所や税理士事務所に転職するのは容易なことではないでしょう。そういった場合、現在の企業で働きながら勉強するより他に方法はありません。

会計事務所あるいは税理士事務所で働く場合に比べると実務経験を積むという点で不利ではありますが、きちんと勉強時間を確保できる職場であれば公認会計士試験の合格を目指すこともできます。

ただ、職場からの支援などは期待できませんので、より一層自力で勉強に励む努力とモチベーションを保つ気持ちが必要となるでしょう。

働きながら公認会計士試験に合格するための勉強方法

公認会計士の試験勉強のやり方はいろいろありますが、どの方法が一番おすすめなのか?主な勉強方法からひとつずつ見ていきましょう。

独学

公認会計士の試験問題集や参考書を購入したり、インターネットで情報を集めたりして自力で勉強する方法です。

公認会計士試験関連の書籍は数多く存在するので、独学で勉強するというのもありと言えばありですが、公認会計士試験の受験者数の9割近くが専門学校などに通う学生であること。また合格率が10%前後と低いことを考えると、独学のみで合格するのは至難の業と言えます。

また、全くサポートのないまま独学するとモチベーションを維持するのが大変なので、現実的な方法とは言えません。

専門学校に通う

公認会計士を目指す人の多くが専門学校に通っていることを考えると、最もスタンダードな勉強方法と言えます。

ただ専門学校の場合、受講日時がある程度決まっているので、平日日中は仕事をしているという社会人にとって定期的に通うのは難しいところもあります。

土日に開講しているところもありますが、1週間のうち2日しか通えないとなると十分な勉強時間を確保できないため、専門学校1本で学習するのは厳しいでしょう。

通信講座を利用する

働く社会人にとって最も現実的な勉強法が通信講座を利用する方法です。

通信講座では合格のための専用カリキュラムが組まれ、受講生はテキストなどをもとに自分のペースで学習を進めていくことができます。

学習する場所は自宅なのでいつでも好きな時に勉強を始められますし、口座によってはタブレットやスマホなどを使ったオンライン講座にも対応。すき間時間を見つけて外出先でも勉強できるため、働く社会人にもってこいです。

専門学校のようにわからないことがあったらその場で講師に質問して回答を得る…といったスピード対応は望めませんが、テキストは添削してもらえますし、メールなどで質問すればその都度回答をもらえるのでわからないところはそのまま…といった心配もありません。

中には土日のみ専門学校に通い、平日はマイペースで学習できる通信講座を利用するなど、2つの学習方法を併用している人もいるようです。

講座によっては無料で受講できるお試し体験を実施しているところもありますので、スクールに通う時間が取れない人は一度試してみることをおすすめします。

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