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公認会計士に向いている人とは
公認会計士とはどんな人に向いているか、性格や素質についてまとめています。
数字に強い
公認会計士とは数字を扱い数字の意味を理解する仕事ですから、数字に強いということは大切な適性と言えるでしょう。
日本の企業を見ても成功した会社では、経営者のそばに必ず数字に強い参謀がいるものです。
企業のオーナーには営業畑・技術畑出身者が多いため、企業を成長させるためには必然的に数字のエキスパートが必要になるためです。
感情的にならない
公認会計士の仕事は内容的にも分量的にも大変なものが多く、煩雑な企業の現状を冷静に数字で判断していく必要があります。
時間に限りがある中で沈着冷静に感情をコントロールして、ひとつひとつ課題をクリアしていくことができるのは、公認会計士に必須の素養と言えるかも知れません。
膨大な数字と目まぐるしい仕事環境によってすぐ混乱してしまう人は、たとえ公認会計士の資格を取ったとしても会計の実務には耐えられないでしょう。
周囲がどのような雰囲気であっても淡々と目の前の仕事に取り組める強さをもった人が、公認会計士に適していると言うことができます。
コミュニケーション能力がある
公認会計士とは数字だけを相手にしている仕事ではありません。
企業経営者や経理担当者とのやり取りも、大切な仕事です。
中には非常に個性が強いワンマン経営者などもいるかも知れません。
どんな相手とでも円滑にコミュニケーションが取れる能力は、ぜひ養っておきたいものです。
相手と良い関係を築きながら資格を活かしていくスキルは、業務の安定のためにも、また将来的に独立開業したときにも大いに役立ってくれるはずです。
途中で諦めない
公認会計士とは重大な責任をひとりで背負うこともある仕事です。
大変だからと途中で投げ出したり、いい加減に済ませてしまう人では勤まりません。
最後まで粘り強く、根気をもって成し遂げる責任感が必要です。
もっとも、根気がなく途中で投げ出してしまうような人は、公認会計士の試験に合格することも難しいでしょう。
どんな仕事でも同じですが、資格を活かして成功するためには個人の人間性がもっとも大切なのかも知れません。